[ 1月号より ]
●年頭所感
●JGC主催『ジュニアゴルファー育成活動』を開催
●リアルマーケットレビュー
●データで見るマーケット状況
|
 |
|
年頭所感
|
 |
 |
 |
|
2011年 ジュニアゴルフサミット(3ツアーズ会場にて) |
|
 |
|
業界一体となった課題解決を
|
|
会 長 馬場 宏之
|
 |

新年明けましておめでとうございます。
会員の皆様におかれましては新たな気持ちで新年をお迎えになったことと思います。
昨年3月の震災で被災された会員関係者の皆様には心よりお見舞いを申し上げます。また、被災地の復興支援にご尽力、ご協力なされた皆様には心より御礼申し上げます。
さて、昨年のゴルフ用品業界を振り返りますと、東日本大震災の影響、そしてそれに伴う「ゴルフの自粛ムード」により、春先は厳しい状況を強いられました。しかし4月以降、ゴルフ界全体が震災復興支援プログラムとして「グリーン・ティー・チャリティ業界一体となった課題解決を会 長 馬場宏之ー」を立ち上げ、それを軸として「自粛の連鎖を絶つ」ための様々な取り組みを展開しました。当協会においても加盟各社によるチャリティコンペの各地での開催。当協会主催による被災地仙台での「ゴルフ祭」の開催(9月27日)。また協会加盟企業によるゴルフ関連企業対抗ゴルフ選手権(ジャパンゴルフインダストリーカップ)を開催(10月10日)するなど積極的な活動を展開しました。これらの成果もあり、昨年のゴルフ用品市場は震災直後の予測を上回る前年比90%前後、ゴルフ場入場者数も前年比95%前後まで回復したのではないかと推測されます。ゴルフトーナメントでは、石川遼選手に加えて、同世代であるアマチュアの松山英樹選手のツアー初優勝などに代表される若い選手が活躍し、2016年のリオオリンピックでのメダル獲得に向けての若手の活躍が楽しみに思える年でもありました。
しかしながらゴルフ用品市場全体の傾向としては、ゴルフクラブに代表される消費の伸び悩み、ゴルフへの参加と継続が低い20代、30代の若年層への対策、2015年問題に代表されるゴルフ人口の減少傾向など、課題が山積みであることは言うまでもありません。
2012年の当協会の活動としては、震災復興支援に継続的に取り組むことはもちろんですが、前述したような協会として取り組むべき様々な課題を明確にし、その課題を会員の皆様と共有しながら解決に向かって力を合わせて取り組んで行きたいと思っています。2月に行いますジャパンゴルフフェアは、来場者の皆様にとって一年のゴルフ活動のスタートとなるようなイベントとしてゴルフ用品業界全体が一丸となって盛り上げてまいります。今年はより魅力あるイベントにするために新たな企画として昨年好評だったファッションショーをメンズも加えて拡大展開します。また被災地支援活動である「グリーン・ティー・チャリティー」の一環として出展社によるチャリティ販売を実施します。ゴルフ市場の活性化についても今年は特に若年層のゴルフへの参入促進と活性化を重要な課題と捉えて取り組んで行きます。また、昨年末に発表した模倣品対策ラベルの使用をクラブメーカーの皆様に推奨し、業界全体での模倣品クラブ撲滅にも取り組んで参ります。このような当協会独自の活動以外にも「緑化促進効果による地球温暖化防止活動」や「ゴルフ場利用税の撤廃」などゴルフ関連15団体の皆様との連携をより一層強化して行く所存ですので、皆様方のご理解、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
|
 |
|
ゴルフファンを増やそう
|
|
副会長 福岡 杉夫
|
 |

新年、明けましておめでとうございます。
新年のご挨拶を申し上げます。
皆様も新たな気持ちで新しい年を迎えられていることと思います。昨年の未曾有の大災害に遭われた皆様のご心労を心からお慰み申し上げ、本年の更なる飛躍をお祈り申し上げます。
ゴルフ用品市場においても、震災の影響を受けて需要の低迷がありました。年間を通じてみても、話題となる新商品の登場もあり当初の予想よりは回復しましたが前年を上回ることは出来ませんでした。明るいニュースとしてゴルフトーナメントでは、アマチュアの活躍が話題をさらいました。ANAオープンでの伊藤誠道選手、またマスターズでローアマを獲得し、表彰式に日本人として初めて出席した松山英樹選手です。松山選手はVISA太平洋でもアマチュアとして優勝を飾り、ゴルフ界に旋風を巻き起こしました。新しい流れが起こっています。
ゴルフで活躍する若い選手が増える中で、ゴルフに興味をもつ若い人も着実に増えてきています。最近のゴルフ場やゴルフ練習場にも若い層が増えています。
この若い層を着実に取り込み、ゴルフのファンになってもらうことが重要です。そのためには、ゴルフ用品業界としてはお客様にとって魅力ある商品、サービスを提供しつづけることが、重要と考えます。新しい視点、発想で創造していかなくてはなりません。それがメーカーとしての使命と考えます。
また、ゴルフ市場活性化委員会で取り組んでいる「始めよう、続けよう、もっとゴルフを!」を業界上げて継続して推進していかなければなりません。ゴルフ用品業界にも新しい流れを起こし、ゴルフファンを増やしていきましょう。
最後になりますが、本年が皆様にとって充実した良い一年となることを祈念して、新年のご挨拶とさせていただきます。
|
 |
|
再生への確かな一歩を
|
|
副会長 別府 幹弘
|
 |

新年明けましておめでとうございます。
東日本大震災という未曾有の災害にみまわれた昨年、我々ゴルフ業界も直接的、間接的に多くの方々が被害を受けられました。
国民全体が復興へ向けた支援へと動く中、ゴルフ業界も各団体が一体となり「グリーン・ティー・チャリティー」などの支援活動を推進。用品協会も積極的に参加し、様々なチャリティー活動を展開してまいりました。
十ヶ月たった今、被災地にも日常が戻りつつあるとも聞きますが、日本の社会活動も経済活動も、まだまだ再生途上というのが現状でしょう。
しかし、このような時だからこそ将来への展望を築き、その目標に向けた解決策に知恵を絞り、一歩一歩努力を積み重ねていく必要があるのではないでしょうか。
大阪で、大胆な改革推進派が圧倒的な支持を勝ち取ったニュースに象徴されるように、今までと同じことの繰り返しでは対応できない時代になってきていることは確かです。ゴルフトーナメントでは3人目のアマチュアチャンピオンが誕生し、海外からの選手が急増しています。この状況を十年前に誰が予想したでしょうか。まさに想定外のことが起きている我々ゴルフ業界も、既成概念を取り払い「新しい時代の新しいゴルフ文化」を構築する意気込みで、大胆な改革を推進していくべきでしょう。
2月に開催予定の「ジャパンゴルフフェア」では、復興支援のチャリティー展開を始め、新たな時代の模索に役立てるべく、様々なプランを構築中です。フェアでもゴルフ場でも増えている女性ゴルファーや、次世代を担うジュニア向けの企画も進めていますので、会員の皆様もどうか会場に足を運ばれ、ゴルフシーンの新しい流れを体感していただきたいと思います。
最後になりましたが、会員の皆様の益々のご活躍を祈念し、ご挨拶といたします。
|
 |
|
商売は利にあり
|
|
副会長 大鹿 武雄
|
 |

新年明けましておめでとうございます。皆様におかれましては新たな気持ちで新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
まず最初に東日本大震災において亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、ご遺族の皆様に深くお悔やみを申し上げ一日も早い復興を願ってやみません。
今回東日本を襲いました震災は、ゴルフ界にも甚大な影響を与えました。数多くのゴルフ場や企業が直接的な被害を被っただけではなく、自粛ムード等による間接的な経済への影響も大きなものでした。
会員各位には東日本の被災地の皆様に一日も早く笑顔を取り戻していただけるよう、今後も支援活動を継続的に行っていきたいと思います。
昨年の明るいニュースとしまして、スポーツ界におきましては「なでしこジャパン」のワールドカップでの優勝。そしてゴルフ界では若手選手の一人でもあります、アマチュアの松山英樹選手がマスターズでローアマとなり、また日本プロツアーで一勝するという偉業をなし得たことは、業界には大変明るい話題となりました。
一方、東日本大震災をはじめとして原発被害、日本やタイでの台風による洪水などの自然災害、ヨーロッパで発生した金融問題など様々な社会不安の影響を受けた厳しい一年でもありました。日本を代表する大企業のパナソニック、トヨタでも赤字決算という状態。この様な経済状況の中で業界としての課題も浮き彫りになっています。過去数年中部では「岐阜戦争」といって、大手量販店同士の対抗意識から行われていると思っていた安売りが、昨年4月に大型量販店が販売価格の優位性強化を打ち出し「徹底対抗」をメディアを通じて明示しました。それにより、これが全国に波及し加熱する安売り戦争が始まりました。この業界はどこまで行くのか、メーカーが研究創造した商品価値が認めてもらえないために、商品を販売するにも利益がない現状では誰も得をする人はいません。「商売は利にあり」の原点に戻り、メーカー側、販売側ともに良識ある行動をとって戴きたいと思います。
そして今日を最悪の日として前へ向かって一歩ずつ前進し、未来に起こるであろう変化にどのように対処していくかを考えることであります。
最後に会員の皆様方におかれましては、本年が希望の年となることを心より祈念いたします。
|
 |
|
業界一丸となって、日本を元気に!
|
|
東日本支部長 米山 宏作
|
 |

新年明けましておめでとうございます。会員の皆様におかれましては、深い感慨を胸に抱かれて、新たな年を迎えられたことと存じます。
未曾有の大災害となった東日本大震災に見舞われた昨年は、被災地のみならず、日本全体に大きな衝撃が与えられました。時を経るにつれ、その被害が前代未聞、計測不能の大きさになっていくのを見聞きし、日本中が悲しみに沈みました。
しかしながらこの大災害は、我々に「心を一つにして立ち上がる」ということを思い起こさせました。協力の形は様々ながら、皆で悲しみを乗り越えよう、もう一度立ち上がろう、という気持ちを芽生えさせたのです。希薄になったといわれる人と人とのつながりを大切にし、他人を思いやる気持ちを取り戻せるならば、必ずや復興は叶うものと信じております。
スポーツには人間の心身を元気にする力があります。とりわけ老若男女が同じ目線で楽しめるゴルフは、沈みかけた心を奮い立たせ、互いのつながりを深められる恰好の手段ではないでしょうか。
業界に携わる我々は、ゴルフ界を沈滞させることなく前をしっかりと見据え、元気を出して進んでいきましょう。そして、東日本はもちろん、日本全体をこれまで以上に活気づかせられる、そんな気概で臨む年にしてまいりたいと考えております。
皆様にもご協力をお願いするとともに、本年が皆様にとって、よい年になりますことを心から祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。
|
 |
|
ゴルフ業界の「絆」
|
|
西日本支部長 白石 彰
|
 |

新年明けましておめでとうございます。
昨年6月の総会において、新支部長を拝命し、新たな気持ちで新年を迎えることとなりました。
昨年は、未曾有の大地震により、多数の尊い命が奪われ、未だに放射能汚染の影響などが危惧されています。ゴルフ業界も多大な影響を受け、試練の年となりました。また、ヨーロッパを中心とする財政不安、円高など、引き続き景気の先行きが懸念されます。
このような状況下、競技においては、松山英樹選手のアマチュアにしてプロツアー優勝など、次の世代を担う若い選手が男女共に次々と現れてきており、2016年のオリンピックに向けて、業界として、大いに期待されるところです。
緑豊かなゴルフ場で一日を過ごすと、心身ともにリフレッシュされます。1ラウンドプレーすると、1万歩以上歩くため健康に良く、また、ゴルフ場そのものが環境に優しい側面を持っています。このゴルフの素晴らしさ、楽しさを一人でも多くの人たちに体感していただき、ずっと続けてもらえるよう、皆様と一緒にゴルフの活性化に取り組んで参りたいと思っています。
本年も当協会活動に、より一層のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
最後になりましたが、長年に亘り協会の発展に御尽力戴きました、前水野正人会長に感謝申し上げますと共に、新馬場宏之会長の下、新しい発想で、ゴルフで結ばれた「絆」を大切にして、業界の更なる発展に努力する所存です。
今年が皆様にとってより良い年となりますよう祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。
|
 |
|
各メーカーの新製品に期待
|
|
中部日本支部長 伊藤 巖
|
 |

新年明けましておめでとうございます。当協会にご加盟の会員の皆様には、2012年の素晴らしい新春をお迎えのことと拝察申し上げます。
私こと昨年11月17日の理事会におきまして、中部日本支部の支部長の大役をお受け致すこととなりました。浅学非才ではありますが、「粉骨砕身」懸命の努力をし、お互いのお店の、会社の発展に寄与する所存ですが、とりわけ中部日本支部の会員の皆様には、ご助力の程、切にお願い申し上げます。
昨年は、3月に未曾有の東日本大震災が発生し、海外では10月に始まったタイでの大洪水があり、日本は言うに及ばず世界の国々に重大なマイナス効果を与え続けています。
しかし一方では、生産調整の一面を生み出し、「災い転じて福」と考える次第です。平成3年のバブル経済崩壊後20年が経過しますが、今年も昨年以上に経済環境は厳しさを増すと考えられますが、その厳しさの中にも関わらず、ゴルフ用品用具メーカーの新製品を開発する底力は素晴らしい限りです。多くのゴルファーに満足していただける商品を、より多くのゴルファーにお届けできるように、各メーカーの新商品に期待する1年です。
最後になりましたが、当協会の会員の皆様のご多幸とご繁栄をお祈り申し上げます。
|
 |
 |
 |
 |
 |
JGC主催『ジュニアゴルファー育成活動』を開催
〜キングフィールズGC(3ツアーズ会場)にて実施〜
|
 |
 平成
23年12月11日、キングフィールズGC(千葉県市原市)で「Hitachi 3Tours Championship 2011」が開催された。
同大会は、(社)日本プロゴルフ協会、(社)日本女子プロゴルフ協会、(社)日本ゴルフツアー機構の共催で、7回目となった今回はアン・ソンジュ率いる「最強女子」チームが5年ぶり2度目の優勝を果たした。
また、今大会は副題として「for CHILD CHARITY」が掲げられ、ゴルフを通じて社会貢献を行うことを理念とし、難病を抱える子供たち、家庭環境に恵まれない子供たちの支援を行うなどのチャリティ活動を実施。入場収入の金額や選手獲得賞金の一部のほか、当日行われたチャリティイベントの収益金が、「NPO難病のこども支援ネットワーク」、「社会福祉法人全国社会福祉協議会」などを通じて、全国の施設に寄付された。
同日、日本ジュニアゴルファー育成協議会(JGA、PGA、LPGA、JGTO、JHSGA、JGRA、JGGA、GTPA、PGS、NGK)は、3ツアーズ会場にて「ジュニアゴルファー育成活動」を開催。スナッグゴルフ体験会、ジュニアレッスン会、ジュニア検定会、ジュニアゴルフ用品情報提供など、さまざまなイベントを実施。約150名の子供たちが和気あいあいと汗を流し、ゴルフに触れるという貴重な体験会となった。
スナッグゴルフ体験会は、事前に予約したジュニアを対象に練習場にて実施。4〜5名が1グループとなり、クラブの握り方からアプローチ、パッティング、フルスイングまでJGCの担当インストラクターがレッスン。計60名ほどが参加した。
参加したジュニアの中には、今回初めてクラブを握る子供も多く、自分の打ったボールが飛ぶのを見て目を輝かせながら楽しむ姿が印象的だった。実際にスナッグゴルフを体験したジュニアは、「ボールが飛んで嬉しかった」「初めてだったけど、ボールに当たって嬉しかった」と、無邪気に語っていた。
また、一緒に来ていた親御さんは、「いきなり実際のゴルフを始めるのは、敷居が高いけど、スナッグゴルフは子供でもボールに当たるし、楽しめるので安心してみてられました」「プロの説明を聞いていて、自分も勉強になりました(笑)。大人でもゴルフを始める際には、スナッグゴルフから入るのも有効かもしれませんね」などの声も聞かれ、好評を博した。
また、LPGAが担当したジュニアレッスンは、小学生のジュニア36名が参加。LPGAのプロゴルファー2名によるレッスンを実施。ジュニアにも分かりやすいように時計をイメージさせた振り幅のレッスンやスイングすると音の鳴る練習器具を使用して、ゴルフスイングを教えた。
当協会は、ジュニアゴルフ用品情報提供(ジュニアクラブの展示、ガイドブックの配布)を担当。多くの親子連れがジュニアクラブを手に取る様子もあり、来場者からの注目を集めた。協賛企業は、ミズノ、ナイキジャパン、ヨネックス、本間ゴルフ、SRIスポーツ、ブリヂストンスポーツ、キャスコ、ヤマト徽章の8社(順不同・敬称略)。同日イベントに参加したジュニアゴルファーには来年の干支である「辰」をモチーフにしたクリップマーカーやキャップなどが進呈された。
|
 |
 |
 |
 |
 |
リアルマーケットインタビュー
BMAXゴルフショップ(和歌山県和歌山市) 辻 幸孝 取締役店長
|
 |
|
今回は、和歌山市内の専門店「MAXゴルフショップ」の辻幸孝取締役店長にお話を伺いました。和歌山市内でもゴルフクラブを中心とした価格競争は激化の一途を辿っており、辻店長もこれからの「専門店の在り方」について模索の日々が続いているそうです。
|
 |
|
※ ※ ※ ※
|
 |
震災以降の商売はいかがですか?「近隣の大型チェーン店を中心に価格競争が激しい。我々は価格で対抗しないので正直非常に苦しい。専門店、小回りの利く、融通の利く店ならではの『価格以外のサービス』を模索してはいるものの、『それが具体的に何なのか?』は未だに見えていない。逆に教えて欲しい。
ただ、今のような価格競争が起きる根本的な要因は、『商品の進化が止まったこと』により各小売店の商売が厳しくなったこと。更に言えば『今までより確実に飛ぶクラブができました』ということがセールストークとして成り立たなくなったことにある。もっと言えば『高反発クラブの規制が始まったことでメーカーの開発力が低下してしまったこと』にあると思う」
仮に高反発クラブが規制されなければ価格競争も起きなかった?「高反発規制が施行されて数年経ったが、業界も『アマチュアゴルファーには高反発規制は意味がないこと』、『性能進化が規制によって制限されれば結果として市場が価格競争に陥って疲弊すること』を十分に学んだと思う。USGAとR&Aのルールを改正するのは難しいだろうから、ゴルフ用品協会が旗を振って『日本のローカルルールは高反発を認めます』というお墨付きを出せば良い。用品市場を活性化させるのが目的ではなく、日本のゴルファーにゴルフをもっと楽しんでもらうため(のルール改正)という視点が重要。
販売の現場に立ってつくづく思うが、お客様は少しでも今より飛ばしたい。中には今まで10ヤード以上飛ぶなら幾らでも金を出す人は実際いるが、残念なことに周りから『違反クラブを使っている』と後ろ指を指されてまで飛ばしたいとは思っていない。そこに何でも良いから『大義名分』、『お墨付き』を与えてあげれば、それらのゴルファーは大手を振ってそのクラブを使うことができるのだから、これこそ最大の『高齢者ゴルファーのリタイア防止策』だろう」
なるほど。現場で直接ゴルファーと接しているからこそのご意見ですね。最後にゴルフ用品協会に対するご意見を。「今のクラブ市場では、店側が『フィッティング』を行えることが必須になっているといえるが、フィッター制度はメーカー各社が独自の基準に従って展開しており、はっきり言って統一感がない。
極論すればこれらメーカーが展開するフィッター制度は『自分とこのクラブを売らんがため』の資格制度であり、真に小売店のため、ひいてはゴルファーのための制度とは言えない面がある。
用品協会が現在の市場環境に合わせたフィッター育成のプログラムを構築し、それを小売各社に講習という形で伝授し、その修練度合いによって『用品協会公認のAランクフィッター』、『Bランクフィッター』といったような資格を与えることができれば、またそれらの資格制度が実際に販売の現場で生きてくれば、お金を出して講習を受けたくなるのではないか?」
|
 |
 |
 |
 |
 |
|
データで見るマーケット状況
|
 |
|
[ 10月期輸出入実績 ]
|
 |
【ゴルフクラブ】-輸入
当月は
52万6774本で、前年同月比16.4%減だった。2010年は9月をピークに下降局面へ突入したが、2011年は大底となった6月からV字回復の推移を辿っている。とはいえ、10ヶ月間の累計輸入量は498万2802本で、前年同期比25.2%減と低水準。数量的には4分の1ほど縮小した計算になる。国別の輸入状況は、
中国 47万2011本
米国 3万421本
ベトナム 1万3974本
韓国 4233本
タイ 3759本
などで、ほかには台湾(882本)、メキシコ(821本)、英国(423本)、バングラディッシュ(250本)からも輸入された。洪水の影響が深刻なタイからの輸入は、前年同月比93.3%減と1割にも満たない数量。
|
 |
【ゴルフクラブ】-輸出
当月は14万1162本で、前年同月比53.8%減と「暴落」。累計は227万6547本で、前年同期比11.1%減だった。
韓国 9万7125本
香港 9741本
中国 9424本
米国 6854本
などで、当月は計22ヶ国・地域へ輸出された。最大輸出国である韓国は、前年同月で17万4958本の輸出実績があった。これが44.4%減となったことが最大の原因である。
|
 |
【ゴルフボール】-輸入
当月は75万2037ダースで、前年同月比3.9%減となった。6月のボトムから緩やかな回復基調をみせており、前年とほぼ同じ推移を辿っている。累計輸入量は724万3847ダースで、前年同期比9.5%減だった。
中国 24万2832ダース
インドネシア 14万992ダース
マレーシア 13万1571ダース
米国 11万1018ダース
台湾 7万5567ダース
などで、ほかにタイ(4万2000ダース)、韓国(8056ダース)からも輸入された。特筆されるのは台湾、韓国からの輸入量が増加していること。台湾製のゴルフボールは当期累計で103万3599ダース、前年同期の74万9822ダース比で37.8%増だ。韓国製はさらに伸張して、当期の17万190ダースは前年同期の9万8692ダース比で72.4%増を記録している。
|
 |
【ゴルフボール】-輸出
当月は26万1148ダースで、前年同月比2.7%減だった。累計は319万593ダースで、前年同期比26.6%減。国別の輸出状況は、
米国 17万3554ダース
英国 2万6176ダース
韓国 1万7907ダース
などで、当月は計15ヶ国・地域へ輸出された。
|
 |
 |
 |
 |