イオンスポーツ東代表取締役インタビュー:世界の名門コースから引っ張りだこの『ゼロフィット』

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混沌とした時代だからこそ、強いメッセージが人を動かす。

月刊ゴルフ用品界創刊500号を機に、各社トップにインタビュー。ビジネスヒント満載の言葉の数々をお届けします。

今回ご登場いただくのは、株式会社イオンスポーツ 代表取締役 東孝次氏。

世界の名門コースから引っ張りだこの『ゼロフィット』

「創刊500号、おめでとうございます。お宅とは古い付き合いですからねえ(笑)」

ありがとうございます。御社の設立が1990年。その数年後には東社長とのお付き合いが始まりました。

「ウチが業界参入したのはカーボンヘッドの全盛期で、親会社(東洋物産工業)のヘルメットの成型技術を活用したものでした。あれから30年、まあいろいろありましたけど、今はゴルフクラブだけではなく、ゴルフ専用のアンダーウエア、ソックス、グローブなども手掛けています。時代の変化は激しいですね」

クラブとそれ以外のアイテムの販売構成比は?

「クラブ以外が7割を占めています」

アンダーウエアの発売は2006年から?

「いや、2007年で、その前年に『ゼロフィット』ソックスを先に発売していました」

ゴルフ専用の靴下ですね。当初は着圧ソックスからスタートしました。

「当時の着圧ソックスは、医療の分野で開発され、血流を良くして、むくみ軽減などの効果はあるのですが、素材が滑りやすく、ゴルフには向いていませんでした。その特徴を維持しながら、素材と構造を変えることで、ゴルフ専用ソックスとしたのです」

価格は2000円程度だけど、オンリーワンだから競合がない。ゴルフ専用に特化したというのが市場で受けている?

「そうですね。発売した当初も差別化はできていたと思いますが、今はもっと進化していますよ。踵にクッションをつけて衝撃を和らげる。足の甲を心地よく締める。普通、疲れると土踏まずが伸びてくるんですが、それを締め上げて抑えるわけです。

まだあります。靴下の中の蒸れを抑えるためにベンチレーションを採用しましたが、これに段を付けて滑り止めの効果も持たせている。これはうちの特許だから大きく書いてくださいよ(笑)。それから、」

まだあるんですか?

「ありますよ!つま先部分だけ糸の種類と編み方を変えて、滑らないようにしている。

それから防臭ですね、スウェーデンの銀加工の技術を使っているから足の臭い人も臭いませんし、洗濯しても効果が落ちない。自分で言うのもなんですが、ここまで靴下にこだわっているメーカーは少ないし、一度履いたらやめられません。

最近は海外でも評価が高まって、昨年から英国、今年から米国でも販売を開始しています」

女子プロに大人気の商品は?

それらは全て日本製?

「糸、染め、工場を含めて全部日本。アンダーウエアは中国やイタリアで作っているものもありますが、靴下は全て日本製で『Jクオリティ』も取得しています。これを取るには材料もある程度いいものを使わないと認定が受けられない。安かろうの国産ではダメなんです」

アンダーウエアの『ゼロフィット』も人気ですね。

「ありがとうございます! これは2007年の発売で、当時は野球やアメフトなどでコンプレッションウエアが流行りはじめた頃で、いくつかのメーカーがゴルフ用でやりはじめた。でもね、着てみるとすごく突っ張るしあまりいい感じではない。

ゴルフには不向きだと思ったし、それなら自分たちでいいモノを作ろうと。そこで素材を探したらいいものと巡り合えて、今に至っているというわけです」

そういえば御社は当時、中国出身のチャン・ナとクラブもウエアも契約してましたが、彼女の活躍でアンダーウエアが注目された。

「懐かしい話ですねえ。そう、チャン・ナの活躍もあって女子プロに広がったんですよ。ただ、アンダーウエアの流行でアパレルメーカーが参入して、それぞれ契約選手に着用させた。

その影響で一時はウチの着用選手が減りましたが、やっぱりね、大事なのは性能です。いろいろ着たけど『ゼロフィット』がいいという声も多くて、ここ数年は着用選手が増えてます」

他社品との違いは何ですか。

「コンプレッション系のアンダーウエアは、胸の部分が伸びてお腹の部分を伸ばさないというのが基本ですが、一般的なアンダーウエアはカットソーを使っているところが多くて、胸部の伸び率が大体1.5倍。

一方の『ゼロフィット』は4~5倍伸びます。だからゴルフスイングでも全然突っ張らない。それと身体にピタッとくっつくから汗が垂れない。その状態で外気に肌が触れるとウエアの中で身体が冷える。夏は涼しいということですね」

編み方の技術もある?

「そうですね、ウチのは経編だから伸び率もいいし通気性もいい。あと、ゴルフは紫外線防止も必要でしょ、だからそういった諸々に対して独自にアレンジした編み方をしてるんです。ちなみに『ゼロフィット』は英国軍の爆弾処理班が着用した実績もありますよ」

何ですか、それ。

「彼らが着る防護服って凄く厚いでしょ。だから服の中が高温になるんですよ。その熱くなった身体を冷やすアンダーウエアとして『ゼロフィット』が採用されたんです」

それは夏仕様ですね。一方で『ゼロフィット』は冬向けに発熱・保温性能を高めた『ヒートラブ』も展開している。

「これも評判いいんです。温かさと軽さは世界でも類がないと思いますし、その評価は国内だけではなく海外でも高いんです」

どこで販売してるんですか。

「販売は昨年からで、今年『全英オープン』を開催したロイヤルポートラッシュやミュアフィールド、セントアンドリュースといった名門・高級コースが中心で、25カ所での販売を開始しています。

あと、海外専用の『ムーブ』というアンダーウエアもあるのですが、これは汗がべとつかないのが特徴。英国では真冬でもゴルフしますし、天候が悪い時ほどゴルフをやる。急に寒くなったり雨が降ったりすると汗冷えしますが、それを抑える効果が『ムーブ』にはあります。現地のニーズにピッタリ合うことが販売の決め手になりました」

クラブからウエアまで商材が豊富ですね。気づきを商品化するスピードが速い。そこも御社の特徴でしょう。

「ありがとうございます! ウチの商品展開は、年齢層も含めて幅広い層に愛用してもらえるアイテムが豊富なので、これまで以上に当社品には注目してもらいたいですね。是非、応援してください!」

「Jクオリティ」も取得するゴルフ専用ソックス『ゼロフィット』

イオンスポーツのこれまで

  • 平成2年9月会社設立

  • 平成6年12月
    日本初〝タイトネックシャフト”のフェアラインチタンドライバー開発

  • 平成7年6月
    汗吸収パット『アセステ』を開発

  • 平成9年8月代表取締役に東孝次が就任

  • 平成12年10月
    三重県にてゴルフ練習場ピコットの経営をはじめる
    日本初アーメットフェイスのドライバー『フェアラインα305』を発売

  • 平成17年6月
    ゴルフクラブ『GIGA XF400』がグランプリ受賞
    ゴルフクラブ『GIGA』シリーズの開発をはじめる

  • 平成18年5月
    ZEROFITソックス発売
    ゴルフクラブ『GIGA XF460』がグランプリ受賞

  • 平成19年6月
    ZEROFITアンダーウェアを発売

  • 平成19年9月
    GIGA契約プロがツアー4勝を飾る

  • 平成20年4月
    ゴルフクラブ『GIGA HS781』がグランプリ受賞

  • 平成20年10月
    ZEROFITがアンダーウェアにおいて女子プロゴルファー使用率NO.1になる

  • 平成24年1月
    イタリアでZEROFITアンダーウェアの開発をはじめる

株式会社イオンスポーツ
TEL:0120-01-3672
http://www.eon.co.jp/記事提供:GEW ゴルフ用品界社
https://www.gew.co.jp/news/g_59649

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