フック撲滅なるか?島田ゴルフ製作所『K’sNINE9』シャフト×三浦技研『MC-501』

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フックの原因となるスイング要素を、スイング中の手打ちによるものと分析。

①手でクラブを上げる始動、②ダウンスイング時のアーリーリリース、③インパクト時の手首のコネで、それが手打ちになりフックの原因になる。今回は工房店主が推奨するフック撲滅黄金スペック、島田ゴルフ製作所のシャフト『K’sNINE9』と三浦技研のアイアン『MC-501』を坂本龍楠プロがテストした。

坂本龍楠プロ プロフィール
1981年生まれ。神奈川県出身。オーストラリアへ留学してゴルフを学び、2011年「日本プロゴルフ協会」ティーチングプロ合格。自身が運営する新宿御苑ゴルフスタジオでは身体に負荷のかからないスイング理論が好評を博し、公式YouTubeのチャンネル登録数は9万5000人を超える。著書には「逆説のゴルフ」などがある。

無駄な挙動のない同調系の『K’sNINE9』手打ちで出来る撓りを軽減してフック撲滅!

坂本龍楠プロの解説

フック撲滅なるか?島田ゴルフ製作所『K’sNINE9』シャフト×三浦技研『MC-501』

ワッグルした際の印象ですが、先端が撓る印象はなく、全体的に少し撓るフィーリングです。

打ってみるとシャフトの挙動としては動きが激しいシャフトではない印象で、だからといってボールが必要以上に捉まらないシャフトではありませんね。弾道的には左に引っかかる弾道ではないですが適度に捉まる。フッカーの悩みには効果的だといえるシャフトですね。

フック撲滅なるか?島田ゴルフ製作所『K’sNINE9』シャフト×三浦技研『MC-501』

フック弾道の原因は手打ちにあります。スコア100前後のゴルファーは手でクラブを上げることがありますが、それゆえに体で振り回してしまう。

振り回そうとするとクラブが遅れます。次に遅れるクラブを戻そうとします。手で上げる時にシャフトが撓り、体で戻そうとして撓りができ、また、手首をコネて撓りができる。

無駄に撓りを作ります。『K’sNINE9』は全体的にバランスの取れた剛性分布なので、余計な撓りを生みません。極端に言えば、スイング中に変な撓りを生まないので、素直にスイングできます。

それが手打ちを抑制してフックを改善しますね。

フィッティングスタジオ・ホープ(千葉県)推奨スペック
■シャフト:『K‘s NINE9』
フレックスS、シャフト仕様重量95g、中調子

■ヘッド三浦技研『MC-501』(7番=標準)
ロフト角34度、ライ角61.0度、ヘッド重量271g

■クラブスペック
クラブ重量417g、クラブバランスC7、振動数307cpm

記事提供:GEW ゴルフ用品界社

https://www.gew.co.jp/news/g_68444

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