アクシネットジャパンが11月中旬発売した「915」シリーズが爆発的なスタートを切った。発売週の11月14日~20日のGfKのデータによると、ドライバーでは『915D3』が数量シェアで20・1%、金額ベースで22・3%、同『D2』が数量ベースで19・8%、金額ベースで21・5%。「915」シリーズのドライバーでシェア43・8%(金額ベース)という驚異的な数値を記録した。
圧倒的な記録はそれだけにとどまらない。ドライバーでは「913」のクローズアウト品が含まれるものの、タイトリストドライバーのシェアは数量シェアで47・4%、金額シェアで49・6%となっている。FWも同様で、タイトリストの数量シェア=29・8%、金額シェア=33・9%と市場を席巻している。
背景には『910』シリーズから転換したタイトリストのイメージ戦略にあった。元来、タイトリストのブランドコンセプトはシリアスゴルフファーを対象としていたが、その定義から”スキル”を除いて上級者以外でも上昇志向の高いゴルファーに訴求したことにある。つまり、「俺でも使えるタイトリスト」をPRしたことでユーザー層の拡大に成功しているといえるだろう。
同社は「915」のウッド類で「913」の2割増を計画することから、アスリートブランドの地位を盤石にする目論見だ。
商品に関する問い合わせはアクシネットジャパンへ、0120~935~325。
記事提供:GEW ゴルフ用品界社
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